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執筆者の写真礼志 野村

科学的根拠なしのカロリー理論

そもそもカロリーとは


1カロリー(cal)は、1気圧(標準大気圧)のもとで水1グラムの温度を1℃上げるのに必要なエネルギー量(熱量ともいう)である。


この考え方は1883年、Rubner「ルブネ」という化学者が130年以上前に考えたものになります。


そもそもヒトの身体は酵素により消化や代謝が行われているのですが、食べる前の食品に火をつけ燃やしたものによって決まる数値にどれほどの信憑性があるのでしょう。


その日の体調やビタミンやミネラルの不足、体質、食物の摂り方や調理法、腸内細菌の状態によってもエネルギーの吸収のされ方は変わってきます。


カロリーの考え方は食べ物が身体の中に入った後のことは全て考慮されずに出された数値なのです。


カロリーの考え方は消費カロリーも同様に、運動量が同じであれば消費するカロリーは一緒という考えです。


しかし、一度真剣に減量を経験された方ならわかると思いますが、食事摂取量を減らしていくと停滞期を迎え、エネルギーの消費を抑えられた状態になります。つまり、同じ運動量であっても消費するエネルギーの量は変化するのです。


130年以上前の考え方で、体内で食べ物に火をつけたこともなく、人体の代謝のされ方や腸内細菌による発酵を無視しているカロリー理論


カロリー前提で身体の変化(減量、増量)を考えてしまうと、摂取カロリー、消費カロリーに大きなズレが生じてしまい、いつまでもご自身の身体を変えることは難しいかもしれません。

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